深海 顕江 / きらきら園 主任
1 )共働きで3人のお子さんがおられますが、夫婦での育児や家事の分担はどのようにしていますか
現在は、日勤帯で働いているので分担が定着しました。いろいろ試行錯誤(時に喧嘩も)する中で、夫が食後の片付けと洗濯干しをして、それ以外を私がしています。お互いに手伝わないというルールにすることで、それぞれが自分のタイミングでやれています。上手く生活が回っていない時は、お風呂に先に入る、朝ここまではやって欲しいなど、子ども達の年齢や困っていることに合わせて一緒に考えて見直してきました。
2 )仕事と育児や家事の両立についてどうですか。
両立させるということは、あまり意識したことがありませんが…。家では、とにかく、子どもを早く寝かせて早く起こすことを意識しています。そして、朝の通勤電車に間に合うよう逆算して家事をしたり、子ども達に関わったりしています。 平日は余裕がないので、休みの日は公園に行ったり、一緒にご飯やお菓子を作ったりして、子ども達のしたいことを一緒に楽しむように心掛けています。「帰ってきたらおままごとしようね」、「次の休みにテニスしようね」という約束をした時、たとえ子ども達が忘れていても覚えていて実行するようにしています。
3 )子育てのサポートがありますか。
義理の両親が近くに住んでいるので、保育園の迎えをお願しています。風邪を引いた時なども面倒をみてくれて大変助けてもらっています。学校行事等は有休を取って出席しています。
4 )育児に関して家族以外で悩みを相談できる人はいますか。
以前の職場にいたとき、初めての子育てということもあり、不安も多く先輩職員にたくさんアドバイスをもらいました。例えば、寝かしつけてから家事をするより、一緒に寝てしまって早く起きた方が効率が良い等…、今も実践しています。今は、そんなに悩むことはありませんが、子どもの勉強がわからない時に職場の方に教えてもらったりしています。その他、近所の同じように働いているお母さん達とも話をよくしますし、ご近所さんに子ども達を預けたり、夜が遅いお宅の子を預かったりすることもよくあります。
5 )子育てについて率直な気持ちを教えて下さい。
大変だった時もありますが、今は一言で言うと“たのしい”です。改めて今までの子育てを考えてみた時、一人で悩んだり夫婦で解決してきたというより、周りの方に助けてもらいながら子育てをしてきたと感じています。近所に年の近い子どもがたくさんいるので、夕方家に帰ると近所の子がいたり、逆に遊びに行って家の中が空っぽの時もあります。そんな感じでとっても気楽に育てています。仕事をしているからこそ、子育てを自分だけで背負うことなく、ゆるく楽しく今までやってきた感じがします。
6 )子育てをしながら、仕事のモチベーションを維持する秘訣はなんですか。
仕事が楽しい!仕事がしたい!というところが一番にあります。毎日療育の中で新しい発見があったり、子ども達の成長を感じたり、また子ども達や保護者の方から教えてもらうことも多く、日々勉強させてもらえることが本当にありがたいと思っています。