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就労移行・就労継続支援B型事業所 花水木

hanamizuki

障がいのある方の「働く」ことを支援している事業所です。
就労移行支援では、勉強会や日々の訓練で学んだことを、cafeはなみずき・施設外就労(清掃作業)・下請作業をする中で日々繰り返し実践することで職業準備性を高めていきます。また利用者の方ご自身の長所とマッチする就労に結びつけ、就労後も定着支援やOBOG会を通じて、長く働き続けられるように支援していきます。
はなみずきの花言葉の一つに「永続性」があります。
利用者の方一人一人の得意なところに着目し、どのように配慮したら働けるか見出すことで、その方が社会で活躍する場が広がることを願い、息長く支援を届けていきます。

就労移行支援事業

事業概要

  • 事業方針
    利用者の意思及び人格を尊重しつつ、その適性、障害の特性を踏まえた支援を行うことにより、利用者が社会や地域の一員として自立できるように努めます。また、関係機関との連携を深め、よりよい就労支援を目指していきます。
  • 対象
    主たる対象者 知的障害者
  • 定員
    10名
  • 事業内容
    就労移行支援事業
  • 職員体制
    ()内は常勤換算
    管理者 : 1 名
    兼務サービス管理責任者 : 1名(兼務)
    生活支援員 : 2(1.4) 名(うち1名兼務)
    就労支援員 : 1(1.0)名
    職業指導員 : 1(1.0)名
  • 苦情解決責任者
    川田 祐樹(所長)
  • 苦情受付担当者
    宮本 哲司(主任)
  • 開設日
    2009年4月

特色

1日の流れ

Caféはなみずき

9:00
開店準備…挨拶練習、身だしなみチェック、業務日報記入、清掃テーブルセッティング、サラダ作成、炊飯や鍋準備など
9:50
今日の目標設定
10:00
開店…接客、下膳、食器洗浄、施設内や近隣の会社への出前、片づけなど
16:00
閉店…清掃、テーブル片づけなどの閉店作業、業務日報にて振り返り、片づけチェックなど

施設外就労

  • 月曜日
    午前 : caféフロア清掃、高齢者施設清掃、下請け作業
    午後 : 下請け作業
  • 火曜日
    午前 : caféフロア清掃
    午後 : 下請け作業
  • 水曜日
    午前 : caféフロア清掃
    午後 : 下請け作業
  • 木曜日
    午前 :caféフロア清掃、パーキング清掃(隔週)
    午後 : 下請け作業、勉強会
  • 金曜日
    午前 :caféフロア清掃、高齢者施設清掃、下請け作業
    午後 : 下請け作業

Caféはなみずき

地域との交流の起点としての役割も担っていることから、高齢者や障害者施設の外出レクレーションを受け入れを積極的に行っています。
来店されたお客様や出前での接客を通じてコミュニケーション力や応用力を身に着ける訓練を中心としながら、準備や片づけでの清掃や食器洗浄など技術取得にも繋がっている貴重な実践の場となっています。
日報を活用し、日々の目標を設定することで、自分たちが目指す目標と課題を自覚しながら業務をしていただいています。

Caféはなみずき

施設外就労

施設を出て、高齢者施設やコインパーキングに出向いての清掃をしています。
企業に出向いて作業を行うことで、より「働く」というイメージがつきやすく、より緊張感をもって作業に取り組めます。また、現場で求められる人物像や必要な作業スキルを学ぶ場となっています。
例えば、高齢者施設清掃では、大型の入所施設(2、3F)で、9:00から11:30までしっかり作業を行います。各フロアの廊下、食堂、トイレの共用スペースや静養室等の個室などを清掃します。それぞれの作業を分担し、効率よく作業していくのですが、生活されている高齢者の方を優先する為、待ち時間も出てきます。
最初は自分達のすべき作業を優先しがちな方もいますが、次第に周囲を見て作業できるようになってきます。成長を感じる場面です。

高齢者施設清掃

下請け作業

多くの企業と請負契約を結んで下請け作業を行っています。
手先を使った細かい作業や、汚れなどを見つける検品作業、決められた数や量を袋入れするなど、多種多様な作業があります。作業を通して利用者の得手不得手を知り、どのような仕事がその方に向いているのかを見極めるツールとしても活用しています。
企業の求める精度に近づくよう、真剣に作業に取り組む毎日です。

下請け作業
下請け作業

勉強会

木曜日の午後の時間を使って、挨拶や報告・連絡・相談、マナーなど職場で長く働き続けるためのマナーやスキルを身につけるための勉強会をしています。グループワークの時もあれば、個別で行う時もあります。1人1人の状況に応じて、学ぶ時間を組み立てて、スキルアップを目指す時間となっています。
一例として、挨拶について実施しました。2人1組となって向かい合いお互いを見ながら自己紹介をして、お辞儀をするというシチュエーションです。自分ではどのように挨拶しているのか、声の大きさは?お辞儀の角度は?など、分かりません。そこで、ビデオ撮影し、1人ずつ個別に確認してもらい、自分のいいところや修正が必要なところを見てもらい、次回再度実施をしています。細かいことの積み重ねが、習得へと繋がっていきます。

勉強会
勉強会

利用者会議

利用者の方が主体的に積極的に、自分達の作業や作業環境について考えてもらう場を設けています。

利用者会議

OBOG会

花水木から、企業や継続A型事業所に就職された方に、休日に気軽に立ち寄れて楽しめる場を作っています。
楽しい雰囲気の中で、仕事や勤めている会社のことについて支援員と相談したり、仲間と語り合ったりして、情報交換をする場になっています。

OBOG会

就労継続支援B型事業

事業概要

  • 事業方針
    障害のある人たちの働く機会を支援し、作業活動を通じての社会参加、地域で生き甲斐をもって生活をしていけるための支援と工賃アップを目指す。利用者にとって充実した活動を行うとともに、社会的文化的な活動の経験を広げることで、社会の一員として必要とされる人材となるよう支援を行う。
  • 対象
    主たる対象 知的障害者
  • 定員
    15名
  • 事業内容
    就労継続支援B型事業
  • 職員体制
    ()内は常勤換算
    管理者 : 1(兼務)
    サービス管理責任者 : 1名(兼務)
    生活支援員 : 2(1.4)名 (うち1名兼務)
    職業指導員 : 4(2.0)名 (うち1名兼務)
    工賃達成加算指導員(B型) : 1(1.0)名
  • 苦情解決責任者
    川田 祐樹(所長)
  • 苦情受付担当者
    宮本 哲司(主任)
  • 開設日
    2009年4月

特色

1日の流れ

9:00
朝のミーティング・朝の体操
9:15
作業(10:20〜10:30 休憩)
11:45
昼食準備(12:00〜13:00 昼休憩)
13:00
朝の体操・作業(14:20〜14:30 休憩)
15:45
作業室の清掃
15:55
終わりのミーティング
16:00
帰宅

施設外就労の予定

  • 月曜日
    午前 : パーキング清掃
  • 火曜日
    午前 : パーキング清掃
  • 水曜日
    午前 : 高齢者施設清掃
  • 木曜日
  • 金曜日
    午前 : パーキング清掃

さをり織り

利用者の方が、その時選んだ色の糸を使って、自由に織ることで、「世界で一つだけの織物」が完成します。誰にもまねのできないその人だけの世界が織りに表現されていきます。その反物を使って、「ぬいぐるみ」「ポーチ」「コースター」など、様々な製品が出来上がるのです。利用者の方には、織りだけでなく、ぬいぐるみの型どりをしてもらったり、アイロンをかけたり、検針機で異物が混入していないかチェックしてもらったり、色々な製品製作の工程で参加しています。縫製ボランティアさんたちの協力も得ながら、ステキな製品がお客様の手に渡ることが喜びに繋がります。出店やcafeで販売を行っています。

さをり織り

ステンシル

何枚もの版を重ねることで1つの図柄が完成します。絵具の色使いも、力の入れ具合もその人によって違います。ステンシル製品も全く同じものは無いのです。「はがき」「レターセット」といった紙製品や「エコバック」「ランチョンマット」などの布製品まで、幅広い製品づくりを行っています。図柄も、京都の名所や京野菜など「京都」をイメージさせる素敵な製品がラインナップしています。季節感をステンシルの図柄で感じることが出来ます。
また、「ステンシル教室」を開催しています。高齢者の方や障害者の方に、利用者の方がサポーターとなって、取り組んでいます。自分達がするのと違って、人に教えることは難しいのですが、みなさんとてもいい笑顔でサポートされています。

ステンシル

下請け作業

それぞれの得意なことを活かしながら、流れ作業で1つの製品を仕上げていきます。
企業からの細かい指示にきちんと対応することで「任せて大丈夫」という評価につながり、仕事を受注できていることを利用者の方と共有しながら日々作業に取り組んでいます。集中力と協調性を身につけることができるとても大切な仕事です。

社会見学・自主製品研修

美術館に行って感性を磨いたり、ステンシルのはがきのモチーフとなっている名所に出かけはがきと見比べたり、工場見学に行ったりもしています。
働く力に磨きをかけるのが一番の目的ですが、屋外での活動をみんな楽しみにしています!

継続B型は利用者の方にとってこんな場所を目指しています!

1 )利用者が決め、作り上げていくことができる、利用者自身の組織。
2 )「今日一日楽しかった」と思える、楽しい活動の場。
3 )自分の感性を商品の中に込めることができ、自分の思いを発信することができる、表現と発信の場。
4 )価値ある仕事をして、やりがいを感じることができる働きの場。
5 )地域の人とものづくりによって結ばれる、つながりの場。
6 )自分の希望が実現される、自己実現の場。

花水木職員の約束7カ条

~花水木では、ご利用者の方により良い支援を提供するため、下記の7カ条を実行するよう努めています~
1 )花水木職員は整理整頓したり何がどこにあるかご利用者にわかりやすく示したりして、ご利用者が自主的に積極的に働きやすく、また活動しやすいように、作業・活動環境を整えます。
2 ) 花水木職員は、ご利用者のできないことや失敗を責めたり怒ったりせず、どうしたら「できるようになるか」を一緒に考えます。また、ご利用者の「できること」をたくさんみつけ、それをのばしていきます。
3 ) 花水木職員は、作業や作業場のことはご利用者のみなさまの意見を聞いて決めます。
4 )花水木職員は、売り上げのことや決まりごと・規定などといった、ご利用者の作業や活動についてのことを、ご利用者が理解できるように説明します。
5 )花水木職員は、命令口調の指示や否定的な言葉は使わず、ご利用者に丁寧に優しく接します。
6 )花水木職員は、ご利用者の声をしっかり聴きます。
7 )花水木職員は、ご利用者の作業・活動の良い雰囲気を壊さないように、他職員への言葉遣いや態度を丁寧にします。
~花水木職員はこれを実行し、ご利用者の希望や目標がかなえられるように支援していきます~

就労移行・就労継続支援B型事業所 花水木の地図

福祉サービス第三者評価受診結果

累計

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