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2016.09.05
京都障害者就業・生活支援センター/京都市障害者職場定着支援等推進センター

防災を考える・・・「在職者の為の交流活動(セミナー)を通して」

HP①

一般企業で就労されている登録者の方を対象に、佛教大学の後藤先生を講師としてお招きして、「定着セミナー”防災講座”」を6月18日(土)に北山ふれあいセンターにて実施しました。

講義~グループワーク~避難所設営体験という盛りだくさんの内容で、みんな真剣に参加していました。実際に、防災リュックに入っているものを見たり触ったりして、どのように活用したらいいのかも学ぶことが出来ました。講義では、自分用の防災リュックに「8個」だけ詰められるとしたら何を詰めるのかを考えたり、グループワークでは、家族で避難する場所は決めている?とか、会社で被災したらどうする?とか、会社への連絡はどうする?など色々話し合って、発表してもらいました。最後の避難所設営体験では、後藤先生から「職員さんは一切ノータッチで!」という指令が下り、参加者の力だけで設営をしてもらいました。事前に準備していたブルーシートや段ボール、座布団、養生テープ、非常食など無造作に置いてあるものを、大小2つのグループに分かれて意見を出し合いながら設営することが出来ました。実際に寝てみたり、非常食を食べたりしながら、勤務中や通勤途中で災害に遭遇したときに自分が取るべき行動を学ぶいい機会となったと思っています。

正直な感想は「すごい!みんなの力(創造力、行動力、団結力等々)ってこんなにあるんだ!」という驚きでした。いざというときには、企業にとって本当に活躍してくれる存在になるに違いないと思いました。

HP②

☆同じ6月に東北へ出張に行ってきました。

復興支援のトラックが多く走っており、復興道半ばという感じでした。あの日牙をむいた海はとても穏やかで、気候も温暖で過ごしやすい場所だったので、昔の教えに逆らって住む人が多かったと話してくださいました。又、障害のある方が多く働いていた会社(特例子会社)にも訪問させて頂き話をきいたところ、その会社にも津波が襲ってきたそうですが、隣の企業(キリンビール)が津波対策で盛り土をしていたおかげで、防波堤の役割をしてくれたため、社員全員助かったそうです。翌日、飲料水が全く手に入らなかったため、キリンビールが商品を近隣の方々に無料で配布してくださり喉を潤すことが出来て、助かったんだとも話してくださいました。

地震だけでなく、台風や豪雨で被災することもあるかも知れません。今後も防災について、勉強会等を開催していきたいと考えております。

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